無職になってから何十冊という本を読んでいます。一回読みだすと、今度はこれ読みたい!あれも!と勢い付いて色々漁っています。メインは小説ですが、エッセイも読みました。今はタイトルにした、西村佳哲さんの「自分をいかして生きる」を読んでいる途中です。
読みたい本があって書店に行ったのですが、目当てのものが見付らず・・・諦めて他の本を探しているときにこの本を見つけました。誰かが立ち読みでもしたのか、本棚から少しはみ出した状態になっていました。表紙にも書いてある通り、「自分の仕事をつくる」の後篇、とのこと。隣にそれもきちんと置いてあったのですが、なんとなく最初に手に取ったほうが気になったので、後篇にあたるほうを購入しました。そして、前篇を読んでいなくても特に問題なかったです。
この手の、説き伏す的な(?)本は好きではないのですが、前は結構読んでいました。いわゆるビジネス書と呼ばれたり、ライフスタイルの参考に!お手本に!より良い生活を送るためのヒントブック。などのジャンルのやつ。
その手のジャンルでも、実際に生活改善に役立ったものはあります。
例えば、カル・ニューポートさんの「デジタル・ミニマリスト」
こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」
ジェニファー・L・スコットさんの「フランス人は10着しか服を持たない」
は書籍の内容を実際に実践して、人生が変わった!まではいきませんでしたが、明らかに思考に影響を与えてくれました。まあ、もう何年も前の話なので、今現在は元に戻っちゃってるところもありますが・・・。
そもそも、この本を読めば何かが、人生が変わるかも!と思って読み始めると、だいたいそんなことはおこらず。なんとなく読み始めたほうが、思いがけない何かをもたらしてくれることのほうが多い気がします。
西村さんの「自分をいかして生きる」もそうでした。まだ最後まで読んでいませんが、兎に角何かをしよう。という気持ちになりました。(説き伏す系とはまた違った内容でした)
先日、美容院に行こうか迷っていたのですが、ついに予約して行ってきました。ここ最近は安くて近いお店にしか行っていなかったのですが、2年くらい前に行った美容院が良かった記憶があり、無職の私には少しお値段がかかるところなのですが、すごく行って良かったのです。仕上がりはもちろんのこと、美容院に行くと疲れてしまう私が、緊張せずに過ごせました。担当の素敵なお兄さんに、15cmくらいバッサリカットしてもらい、心まで少し軽くなりました。
それから、また就活をスタートしよう!と少し前向きな気持ちにもなり、就職の悩みを聞いてもらえる相談センター的なところにも行ってきました。自分の気持ちを誰かに聞いてもらうこと。上手く順序立てて話せないし、たどたどしくても、最後まで聞いてくれました。zoomとかでも大丈夫ですよ。と言ってくれたので、また利用するときは電話かオンラインでもいいな。と思いました。
そんな中、登録している派遣会社より、仕事紹介の電話がありました。もちろんたまたまなだけなのですが、何かが動き出した感じがして、とりあえず話を聞いてみることにしました。できれば正社員で働きたいのですが、とりあえず流れに身を任せてみるのもいいのかも。とりあえず働き始めたほうがいいのかも。となり、まだ面談に行く前なのですが、もし働けそうな職場なら、頑張ってみようかな。と考えています。もちろん双方の合意がないとダメなので、会社側に拒否される可能性もありますが(笑)
本に話を戻します。
なにがしたいかということより、それを通じてどんな自分でいたいか、またはありたいか。
自分の現状に満足できなくても、今できることをできる限りやってゆけばいい。全力で。
といったことが書いてあります。
当たり前じゃん。って感じです。でも、今の私にとっては気づきでした。
とりあえずやってみる。とりあえず動いてみる。とりあえず続けてみる。
それが良い方向に向かっているのかはすぐには分からないことなのですが、今の私に必要なのはこの「とりあえず何かしてみる」だ!となっています。後先を色々考えちゃって、結局何もできない状態が続いているので・・・。
就活だけじゃなくて、日常生活でも、とりあえず何かしてみよう。となり、ある続けていることがあります。それは「いただきます」と「ごちそうさまでした」をきちんと言うこと。
私には忍耐力というものが兎に角ありません。人に自慢できるくらいに。お菓子今日から食べない!と言いながらコンビニに向かうくらいの人間なので。
そんな時、ふと、そういえばいただきますとごちそうさまってひとり暮らし始めてから言ってたっけ?と疑問に思い、これを続けてみよう。と決めたのです。
そして、これがなかなか難しい(><)‼
椅子に座りながら、いただきーみたいな感じで呟くことはあるのですが、きちんと椅子に座った後に手を合わせて、いただきます。と言うのを忘れてしまうのです。
目に入るところに小さなメモ帳があるのですが、そこにいただきます。とごちそうさまでした。と書いて置くことにしました。食べ始めて、あ!となって急いでいただきます。と言える状況までにはなりました。
他人からしたら些細すぎることかもしれません。でも、私的にはこれを習慣化できたらまた何かにつながるかも?と思い、とりあえず続けていきます。(あ、このブログも)
また最後まで本を読んだら違った感想や気づきが出てくるかもしれません。とりあえず、読み進めてみます!では☆彡