またゴッホの絵が観たい！となり、この気持ちが消えないうちに、今回は神奈川県の箱根町にある、ポーラ美術館に行ってきました。
めちゃくちゃ山奥！何でこんなところに建てたの？とツッコミたくなるくらい山奥でした。朝早く電車に乗り、バスに乗り換えて3時間30分くらいかかってようやく到着。平日の午前中なのにそれなりの人がいました。
入り口から建物の内部までかなり近代的なデザイン。ポーラはあの化粧品で有名なポーラです。創業者2代目の方の個人コレクションということで驚きです。
今の展覧会は、過去から現在までの日本の作家さんの作品が展示してありました。最近の作家さんのでいくつか素敵なものに出会えました。
地下1Fと2Fに分かれており、いよいよゴッホの絵が飾ってある西洋美術のコーナーへ！最近覚えたピカソやマティスの絵も観て、その横にはスーラの点描画、モネの睡蓮。そろそろゴッホの絵かな？と思ったら、あれ？見当たらない・・・。違うコーナーなのかな？確かゴッホの絵は3点飾ってあるって調べたはずなんだけど。
一旦外のスペースに出てポーラ美術館のサイトを見てみると、展示してある作品には「展示中」の文字が。え、まさか。と思ったと同時に悟りました。全部の絵が常設展示されているわけじゃないんだと。
大人なので泣きませんでした。
でも、一点もゴッホの絵が観れなくて、私のテンションはだだ下がり。ゴッホの絵を観るまではソワソワが止まらないから、他の絵は後でゆっくり観よう。と思っていたのですが、そのゴッホの絵がないので、もう帰ろうとなりました。
少し落ち着いて、せっかくなのでもう一度モネとスーラの絵を観て、写真を撮りました。
クロード・モネの「睡蓮の池」
これはもしや、ジヴェルニーのお庭の太鼓橋？(違かったらすみません)西洋美術館でも他の睡蓮の絵を観ましたが、こっちの方が私は気に入りました(^^)
西洋美術のコーナーの一部
マティスさんの赤が際立っています笑。
子供みたいにしょげたまま、ミュージアムショップでお土産を見てみました。観たかったゴッホと、今回は展示されていなかったモネの絵のポストカードをそれぞれ1枚ずつ購入しました。
リサーチ不足な自分がいけない。と思う余裕もないくらい悲しくて、悲しみを超えて今度は笑えてきました。何のために来たのかww外には森の遊歩道と言って、彫刻作品が展示してあるそうなのですが、それはもう観ないで帰りました。
帰りのバスの中で気持ちを切り替えて、せっかく初めての箱根なので、箱根湯本駅周りを少しブラブラしました。表通りから一本入った、川沿いの道が気持ちよかったです。
しかし、めっちゃ人おる！いや、観光慣れしてる方々からしたら全然いない方なのかもしれませんが、外国の方含め沢山おりました。
そもそも箱根の知識がゼロなのですが、辺りを見渡すと、かまぼこの文字がよく目につきました。お土産屋さんにもかまぼこが。お昼はどうしようか、何でもいいや、と並んでいないお店のお蕎麦を頂きました。普通の価格で普通に美味しかった。良かった。
帰りはせっかくなのでロマンスカーの席を予約して、箱根土産は常温で持ち運べるカステラを買いました。箱根、何でカステラ？と思いましたが美味しければいいなあ。
グダグダな感じの日帰り旅でしたが、行けて良かったです。今度は、小田原駅からレンタカーで美術館に再チャレンジしてもいいかも！と少し前向きな気持ちになりました。あと、私は観光が好きじゃないんだな。とも気がつきました。今回は美術館のおまけで、少し観光気分を味わいましたが、観光メインの旅はしばらくは無理そうです。(人が多くて)
今思いましたが、箱根といえば温泉ですよね！普通に考えてそうだわ。風呂嫌いすぎて思いつかなかったけどそうだわ。
では、今度はゴッホに会えますように。アデュー☆
