今日もなんとか

冬生まれの29歳です。言ってることがコロコロ変わります。

Immersive Museumに行きました

没入体験型ミュージアム「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POSTIMPRESSIONISM」

 

イマーシブ

聞きなれない言葉ですが、実際に体験してその意味を知りました。言葉の通り、絵の中に入り込んだ感覚を味わいました。絵を観るのではなく、絵の中に入り込む・・・。

 

*ネタバレありです*

 

最近、原田マハさんの「リボルバー」「たゆたえども沈まず」を読みました。どちらの小説もアートフィクションとなっています。主役はズバリ、ゴッホ

ゴッホという名前を聞いて思い浮かぶこと、知っていることは

画家である、自分で自分の耳を切り落とした、英語だとヴァンゴーって言わなきゃ通じない。

だけでした(薄い)。

フルネームがフィンセントファンゴッホということ、弟のテオドルスのこと、オランダ人である、拳銃自殺をしたこと、生前売れた絵は1枚だけ(諸説あり)、ポスト印象派に分類されるなどなど、学びました。

そして、読んでいるうちに全く興味のなかったアートに、ゴッホに、どんどん惹かれていきました!ネットでゴッホの絵を検索したり、国内で観れる場所をリサーチしたら、今回のイマーシブミュージアムを発見しました。

入口のカーテンを開けるとそこは、絵の中でした。

写真だとまっっったく良さが伝わらないです笑。前後左右、液晶パネル。床にも投影されていました。このような演出方法は初めての体験で、足を踏み入れた瞬間、震えました。大体30分くらいの上映でしたが、途中感動で目が潤みました。でもそれが絵に対しての感動だったのか、演出方法に対しての感動だったのかは正直不明です。

ゴッホ先生。

原田マハさんの小説はフィクションですが、生前に絵がほとんど売れなかった。というのは事実なのかな、と思います。タイムマシンに乗ってゴッホ(そして弟のテオも)がこの場に来たら、どんな気持ちになるだろう・・・私は絵の知識がないので、観ながらそんな事を考えてしまいました。

 

写真撮影OKだったのですが、本当はスマホは閉まって楽しみたかったです。でも我慢出来ませんでした。

正直チケット代は無職の私には高かったのですが笑、行ってみて良かったです!ゆっくり一枚の絵を観たい!という方には向いていない場所でした。また別の美術館でゴッホの絵を観てみたいなあと思いました(^^)

(ゴッホの「ジャガイモを食べる人々」という絵が今の私の心に刺さりました)